現在、いしまる家の猫さん6匹が愛用している猫砂は、固まる砂タイプ「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」です。
■ 猫砂の粉じんをどうにかしたい
愛用品はあるものの、常に猫砂・猫トイレについては、猫さんの健康と人間の利便性や経済性も考えて、追求したいと考えています。
猫砂の粉じんが猫さんの体に影響があるのではないかと思うようになり、猫砂をどうにかしたいと常に考えています。
ですが、いしまる家の猫さんたちは、食べ物由来の猫砂は食べてしまうし、鉱物系みたいな砂以外使わないので、鉱物系のような砂でどうにかするしかありません。
食べ物由来の猫砂を試した様子はブログ猫砂のレビュー2[追求編]や、YouTube「ねこのいえチャンネル」でも、食べてしまったときの様子を紹介しています。ほかにも、猫砂の切り替え方法などの解説をしました。
結局、愛用中の「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」の粉じんをどうにかするしかないと考えるようになりました。
いろいろと猫砂の粉じんについて調べていく中で、輸入品の高級猫砂で「粉じんがゼロに近い」とうたっているものは、「猫砂をふるいにかけている」、輸送中に砂が崩れるのを防ぐために「真空パックにしている」ことが分かりました。
例えば、アメリカの「BOXIECAT ブルー」やトルコの「Catmania」です。
そこで、木とベントナイトが主成分で愛用中の「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」の「粉じんを減らす」ために、猫砂をふるいにかけることを思いつきました。「選りすぐり」という意味では無く、リアルにふるいにかけます。
今回は、「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」に合うふるいの選定の様子をお届けします。ご自宅でお使いの猫砂に合うふるいを選ぶ際の参考にしてください。
■ 猫砂に合うふるいを選ぶ その1「園芸用」と「調理用こし器」
「砂をふるいにかける」ということで、まずは園芸用品から「[pkpohs] 園芸用シート 園芸 シート スコップ ふるい 3点セット ガーデニング 室内 防水 (レッドⅹブルー)」を購入してみました。
見た目もかわいらしいのと、シートやスコップがあると便利かなと思ったのもありました。シートは写真と違って、結構大きいです。
園芸用は編み目の目が粗い可能性があるため、今度は細かそうなふるいということで、「下村企販 こし器 うらごし 粉ふるい 【日本製】 ステンレス 持ち手付き ネット 19.4cm 29649 燕三条」を同時に購入しました。
園芸系のふるい3点セットと調理系のこし器をまず購入しましたが、実際の商品は写真のような感じです。
商品がきた翌日に早速、猫砂をふるいにかけてみました。
愛用中の「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」を、園芸用の緑色のふるいにいれて、ふるいにかけてみました。ザラザラザラと砂が落ちていきます。
ずっとふるいにかけていると・・・ なんと、残ったのはこれだけ。ほとんどの砂が落ちてしまいました。さすが園芸用は、ふるいの目が粗すぎたようです。
かわいいと思ったカラフルなシートやスコップも、のちのち使わなくなりました。
園芸用は粗すぎるということで、次は、調理用のこし器を使ってみます。持ち手が付いているのは便利です。
さきほどの園芸用よりは調子が良さそうですが、今度のこし器は思っていたよりも砂が残ったままです。やはり、目が細かすぎるのでしょうか・・・
こし器に残った猫砂を猫トイレに入れてみましたが、あまり普段とは変わらない様子でした。
2つとも「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」のふるいには向いていないと分かりましたので、早速、別のものを試すことにしました。
■ 猫砂に合うふるいを選ぶ その2 「フライパンストレーナー」と「ザル」
編み目の粗さ・細かさという視点でひたすらAmazonで見ていきました。
雰囲気的にいけるのではないかと感じて購入したのが、「高儀 TAKAGI フライパンストレーナー 26cm・28cm兼用 シルバー」と「パール金属 アクアスプラッシュ ステンレス製 浅型 キッチン ザル 28cm H-9137」の2つです。
フライパンストレーナーは、フライパンに入れて何かゆでるのに使う商品です。ザルは野菜などを盛るのを想定した商品です。
どちらも想定からはずれた使用方法ですが、試しに猫砂をふるいにかけました。
編み目だけ見ると、ふるいの編み目の粗さの順としては、園芸用>ストレーナー>ザル>こし器といったところでしょうか。前回の2つよりは、はるかに期待できそうです。
まず、フライパンストレーナーのほうを試してみます。
持ち手も付いていて、なかなかの使い心地です。けれど、ストレーナーはやはり編み目が少し粗いような気がしました。結構な量の「使えそうな砂」が落ちていきます。
次にザルでふるいをかけてみました。
ザルでやってみたところ、砂がふるいに残りすぎず、消えすぎず、4つの中で一番バランスが良いと感じました。
ふるいをかけたあとの猫砂の粒の様子です。粒がそろっている感じがします。
ザルからプラケースを利用した猫トイレに砂を入れても、あまり粉じんがたちません。ある程度の目的は達成できました。
■ アイリスオーヤマの「ウッディフレッシュ」のふるいには、ザルが良い
4つほどですが、ふるいを試してみました。愛用中の「アイリスオーヤマ ウッディフレッシュ」には、現時点では野菜などを置くザルの「パール金属 アクアスプラッシュ ステンレス製 浅型 キッチン ザル 28cm H-9137」が良いということが分かりました。
現在、試してみた日から一年近く使っていますが、ザルは壊れることもなくけなげにふるいをかけてくれています。
持ち手が付いているとありがたいと思っていたのですが、結構、砂が重いので、両手でふるいをかけるくらいが丁度良いのかもしれません。腕の運動にもなります。
今後も良い方法があれば、積極的に試して改良していきたいと思っています。
実際に猫砂をふるいにかけている様子はYouTube「ねこのいえチャンネル」にアップしました。現在居住中の「羽田ねこのいえ」では、室内で猫砂のふるいかけをしています。下記からご覧ください。
猫との住まいで参考になる、著書『猫と住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)を、ぜひ、ご覧ください。