いしまる家で暮らす6匹の猫さんたちの性格を紹介します。

6匹を保護した経緯はこちら。

しろちゃんとくろちゃんは、きょうだいです。

しろ(2013年9月7日生まれ[推定]、オス、白猫)

気弱なボス。あとから来た猫さんたちの面倒をみるお父さん的存在として、みんなから慕われてきました。何か問題があるといさめるような存在でしたが、6匹目のこねちゃんに追われることが増えてから、ボスの座が危うくなっています。人格者(猫格者?)で、ボスの座を築いていたようです。基本的には甘えん坊ですが、ボスなので表立って甘えられなくなりました。眠るのが大好きです。

くろ(2013年9月7日生まれ[推定]、メス、黒猫)

孤高の姉御。しろちゃんとはとても仲良しでしたが、3匹目のものくろちゃんがきてから、ひとりで過ごすことが増えました。他の猫さんとはべたべたしたがらず、いつも少し距離をとって高いところにいることが多いです。5匹目のみけちゃんとは仲良しです。人間に甘えたいけれども、他の猫さんが見ているときは甘えてきません。

ものくろ(通称:もーちゃん、2014年6月3日生まれ[推定]、メス、白黒猫)

不思議キャラ。人間に構われたがり、独占欲が強いです。猫に対しても独占欲を感じることがあり、しろちゃんを独占する時期がありました。仲が良いのがしろちゃんと5匹目のみーちゃんです。仲があまり良くないのがくろちゃんと4匹目のしまちゃんです。大嫌いなのは6匹目のこねちゃんで、よく襲いかかります。もともと弱いので、隠れていて後ろから突然襲う、寝込みを襲うなどをすることがあります。弱いけれど、負けずに正面で受け止めるので、顔に傷をつくることがあります。眠りが深いです。

しま(通称:しまたろう、2014年9月3日生まれ[推定]、オス、キジトラ)

運動神経抜群で頭も良い問題児。人間にとってのあらゆる困りごとをする猫さんです。困りごとの例としては、「ゴミ漁り」、「異食(いしょく=食べ物ではない物を食べる。例えば、布、ビニルなど。)」、「冷蔵庫を開ける」、「炊飯器を開ける」、「脱走したがる」などです。警戒心が強く客人からは隠れ、環境の変化に敏感なため引っ越しで一番影響を受ける子です。他の猫さんたちにあまり興味が無く、他の猫さんからも歓迎されていない雰囲気があります。一時期、5匹目のみけちゃんを激しく襲うようになりましたが、仲直りができました。

みけ(通称:みーちゃん、2015年5月1日生まれ[推定]、メス、三毛縞)

におい番長。他の猫さんのトイレのあとに砂かきにいくほど、においに敏感。猫砂は鉱物系しか使わないこだわり派。他の猫さんをペロペロなめて毛づくろいをいつもしている。人間の手もよくなめる。栄養失調の状態で保護して、その後も食が細いため大人になっても2キロ台の小柄な猫さん。小柄ながら強気で、短いしっぽをピコピコ動かしながら「ミー」と鳴く。わりとどの猫さんとも仲が良い。人間に対しても甘えん坊で、人間の前でごろんと倒れてから体をびよーんと伸ばして、喜びを表現する。

こね(2020年5月1日生まれ[推定]、オス、白地に頭に「人」の文字のような黒い模様)

猫語が苦手な暴れん坊。子猫でさまよっていた期間が長かったからか猫語があまり分かっていないようで猫とのコミュニケーションが苦手。また、子猫時代からもーちゃんに襲われ続けていることから猫不信の猫に。猫より人間を信用し、猫語がよく分からないので、つい噛んだり、追いかけ回したりしまい、猫のみなさんから嫌がられている。人間に対しては甘えん坊で、それも猫たちから不評。

猫との住まいで参考になる、著書『猫と住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)を、ぜひ、ご覧ください。